【冬の姉崎大根の特徴】
千葉県産の12月に収穫できる冬大根は、露地栽培で育ち葉っぱは痛みはじめ枯れやすいのですが、大根は美味しく元気に育っています。
太陽と寒さのバランスで、大根らしいみずみずしさを活かしたミネラルと食物繊維たっぷりの無水料理です。
そこで今回は、シチューの素が無くても!ジャガイモが無くても!ヘルシーなのに、食べ応えのあるホワイトシチューをテフロン加工(焦げにくい)フライパンで作ります。
【材料】約4人分
(1)大根700g(大きいもので2/3本分程度)
→(1-A) 400gは1.5cm角に切り
→(1-B) 300gは大根おろしにする
(2)鶏肉(骨付き)400g(お好みで普通の鶏モモ肉でも、豚肉でもOK)
(3)舞茸150g(ぶなしめじや、エリンギでもOK)
(4)にんじん100g→乱切り
(5)玉ねぎ150g
→(5-A)100g 乱切り
→(5-B)50g おろし(または微塵切り)
(6)牛乳300ml(お好みで追加してもOK)
(7)小麦粉大さじ(15ml)×2杯
(8)コンソメ粉(18g)
(9)塩コショウ(お好みの量)
(10)大根の葉っぱを刻んだもの(電子レンジで500w5分)
【作り方】
手順1:フライパンを温め、鶏肉を焼き色がつくまで焼きます。
鶏の油はキッチンペーパーなどで吸い取るとヘルシーな仕上がりになります。
コクを出したい時はそのままでもOKです。
手順2:鶏肉の入ったフライパンに水で洗って、手でちぎった舞茸を入れて一緒に焼きます。
手順3:(1-A) 1.5cm角に切った大根を水にひたしてボールに入れラップをかけて電子レンジ600wで10分煮ます。同じくニンジンも乱切りにしたものを大根と同じようにして600wで5分煮ます。
手順4:手順3で火を通した大根とニンジン、玉ねぎは乱切りのもの(5-A)をフライパンに入れ、小麦粉とコンソメスープの粉と塩コショウも加えて炒めながら混ぜ合わせます。
手順5:小麦粉がしっかり混ざり野菜がしんなりしてきたら、大根おろし(1-B)と玉ねぎおろし(5-B)を加えます(水分変わりになります)
手順6:大根おろしもなじんできたら、牛乳を加えて野菜が柔らかくなるまで煮込みます。
味見をして、塩コショウを加えるなどして整えてください。
※大根おろしと小麦粉でシチューと同じようなとろみを感じます。
火を止めて30分ほどたったものの方が味がしっかりわかります。
手順7:出来立てよりは、少し時間をおいて温めなおしたものの方が、より美味しくなります。彩として綺麗に、そして歯ごたえも良い状態のものとして、最後に電子レンジであたためた大根の葉っぱを入れて出来上がり!このひと手間が栄養面と旨味がアップするので、お試しいただけると嬉しいです。
@大根の里 野菜ソムリエ 泉水淑子オリジナルレシピです。