農家のビシソワーズ煮込みハンバーグ

このメニューは、2022年からジャガイモも作付けした「たねや泉水農園」の6次産業化メニューです。
市場へ出せない悩み品となる大量のジャガイモをビシソワーズスープにして、ハンバーグを煮込んでいます。
野菜ソムリエ泉水淑子としても、このメニューを説明します。

よくハンバーグやステーキの付け合わせとしてジャガイモがついてきますよね!
それは、酸性のハンバーグと、植物としてはめずらしいアルカリ性のジャガイモの相性が良いからです。
ジャガイモは、カリウムや鉄も豊富です。また酸性の食品を食べても血液を酸性にするのを防ぐ効果もあると言われています。

また旨みの相乗効果として、ジャガイモに含まれる「グルタミン酸」と牛肉や豚肉に含まれる「イノシン酸」は単独よりも組み合わせる事で旨みが増します。

そんな農家の思いを美味しくいただける「農家のビシソワーズ煮込みハンバーグ」をぜひぜひ食べに来てください!


キッチンカーでの販売は、お持ち帰り可能な器で提供していますが、保存料などが入っていませんので、当日中にお召し上がりください。
また、気候により食品が傷みやすくなりますので、持ち歩き時間が長い場合は、保冷庫などをご用意してお持ち帰りくださいませ。

野菜ソムリエの資格と目標!


2020年に新型コロナウィルス感染症(COVID‑19)が本格的に日本に上陸し国内でマスクが不足してきた頃、まだ緊急事態宣言が発動されていなかったので、2020年2月12日にキッチンカーのセミナーに参加し、2020年2月22日には、野菜ソムリエ講座に参加しはじめました。
2020年3月14日座学の講座が完了し、その後、修了試験勉強やベジフルカルテという提出物作成を行うも、コロナによって受験日程が、延期になり2020年5月にやっと資格を取得できました。

私が農家として、野菜ソムリエとして、一番大事にしたいと思った事は「野菜や果物について理解し発見し、感動したことを表現し伝える力をもつこと」です。

野菜や果物にも人間のようにひとつひとつ個性があり、環境や状況に伴って変化します。

食べ物として美味しいだけではなく、育つ環境、育った時期、収穫のタイミング、品質、安全性、鮮度、規格、栄養、昨日、嗜好、用途、保存性などのパーソナリティ要素を学んだことで、農家だからこそ知りえる情報や違いでもあることに改めて気づけました。

目標は、大根という野菜のエバンジェリストとして、これから沢山のことを学びつつ「農家の畑ごはん たねやキッチン」では、千葉県の旬の食材を美味しく食べるコツなどの情報を発信していき、たくさんの生活者の方達と野菜の魅力を共有し、喜びと楽しさを分かち合える日々を送りたいです。

日本野菜ソムリエ協会 野菜ソムリエ 泉水淑子