みなさんは、「農家のごはん」と聞いて、どんなイメージのごはんを思い浮かべますか?
野菜がたっぷり、自然の味!代々受け継がれてきた、その土地の食べ方などなど・・・。
農業という過酷な労働から得られる「恵み」は、私たち人間が生きていく為に培われた古代からの知恵と技術であり、受け継がれていく事を望むか望まないか?
令和の今、未来の日本の子供たちにとっては、深刻な問題としてみんなで考えていかなくてはいけない事かもしれません。
私は、「農家の畑ごはん」というキッチンカーを令和4年4月からスタートしました。
農家に嫁いで8年、獲れたての大根がこんなに美味しいと知り。また、気候や市場のバランスにより多くの食べられる作物が捨てられる悲しい光景も目にしました。
農家という仕事は、野菜を育てて売って生活していく事で、その価格が下がれば下がるほど、日本の物価で生活していく事が、どんどん難しくなります。
そうして、農業を廃業していかなくてはいけないという状況に陥ると、国産の安全安心で美味しい作物が手に入らなくなってしまうのです。
核家族化してしまった現代に、おばあちゃんの味、田舎の味、獲れたての味、旬の味、人のぬくもりを感じる味を、知ってもらいたい。
千葉県にも多くの飲食店が、千葉を知ってもらう為。美味しく食べてもらうことを願ってがんばってくれています。
そんな中、私も非力ではありますが、歳をとるごとに、深みのある料理が提供できる事を目標に、身の丈にあった量だけを作って提供してまいります。
メインは姉崎だいこん、姉崎スイカ、ゆうかメロン、タカミメロン、他にも姉崎ポテト(じゃがいも)、たねやのかぼちゃなど、廃棄を減らし、その野菜をこれでもか!と大量に使った料理を考案してメニューを作っています。
千葉県、市原市、姉崎という地域の発展も願いつつ、市原市農協をはじめ、近隣地域や知人などの作物も使わせていただいております。
よかったら、ぜひ食べにきてみてくださいね。
※でも一人で小さいキッチンカーなので、数も限られているし、お待たせしちゃうこともあります。ごめんなさい。