大根の里ブランドの取り組みについて

日本における大根の主要産地をご存知ですか?令和3年時点で1位は北海道、2位が千葉県、3位が青森県です。
にもかかわらず、日本を代表する地大根と言われる在来大根は、このトップ3には存在しません。(情報元:考える大根 監修:東京農大/NPO法人「良い食材を伝える」)

つまり現在、日本に流通されている主な大根は品種改良されて生産しやすく、綺麗で美味しい大根に変化し、大根の生育に適した環境(土地)で就農する農家によって生産されているのです。

大根の里は「姉崎だいこん」を生産している姉崎蔬菜組合(15軒の農家)に属する「たねや泉水農園」によるブランド名称です。

では、大根の里ブランドで何をしたいのか?

1.大根の魅力について、さまざまな角度から深堀し大根について、もっと理解したい。
2.伝統的な地大根がない千葉県で、なぜ美味しい大根が育つのか知りたい。また地大根の種を植えてみたい。
3.複数種の大根を育て、特徴や違いを理解し、加工品や料理のバリエーションを増やしたい。
4.各地域で代々受け継がれてきた、地方食としての大根料理に挑戦してみたい。
5.旬の品種の特徴に合わせた大根の食べ方や、保存の限界を知る為の実験をしたい。

その出口としては、記事や画像、動画だけではなく、実際に体験していただけるよう、「農家の畑ごはん たねやキッチン」として飲食事業を立ち上げ、キッチンカーで大根料理を販売していこうと思います。